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 洋 楽 文 化 史 研 究 会


2024年11月9日更新
活動予定1件更新
会員の最近の活動から4件追加

■□□ 洋楽文化史研究会のご紹介(別ページに表示)

□■■ 統一テーマ「東京音楽学校」シリーズ例会のご紹介(別ページに表示)

 

□■□ 活動予定(随時更新)

■第128回例会
   題  目:昭和初期・エロ・グロ・ナンセンスな世相と流行歌/唱歌―生きづらさに抗う大人/子どもの〈感情〉史―
   報  告:上田誠二
   日  時:2024年12月15日(日)14:00〜17:00
   会  場:早稲田奉仕園セミナーハウス 222号室
   主  催:洋楽文化史研究会
   問合わせ:yougakubunkashi[@]gmail.com
        ※メール送信の際、[@]は、半角アットマークに置き換えてください。
  【参加方法】
   1 対面
     このフォームよりお申し込みください。(Google アカウントが必要です。)
     ※定員(先着15名)に達し次第、締切となります。
     ※申し込みなく当日ご来場されても参加できません。

   2 オンライン
   (1)事前登録
     このページから、お名前とメールアドレスをご登録ください。
     登録後、例会参加についての情報の確認メールが届きます。
     (Zoom上では「例会」ではなく、「ミーティング」と呼びます)

   (2)事前準備
    ア Zoomダウンロード及びインストール
     Zoomをダウンロードし、パソコン等にインストールしてください。
     (「Zoom デスクトップ クライアント」の「ダウンロード」をクリックすると、
      無料でダウンロードできます)

    イ 映像及び音声テスト
     このページにアクセスすると、映像と音声のテストができます。
     例会前日までに、テストを行ってください。


■『厚生音楽全集』と関連史料の復刻出版について

 当会の協力により、『厚生音楽全集』及び関連史料が復刻出版されました。
 『厚生音楽全集』第1〜5巻(新興音樂出版社、1942-1944年)は、厚生音楽とは何か、どのように実践するかを体系的に解説したものです。
 総目次や解題、当会会員による6編の論考による論文集を加え、音楽による文化運動を再考しています。
 詳しくは、出版社ホームページをご覧ください。

『厚生音楽資料全集−戦時期の音楽文化』(金沢文圃閣)

・【第一巻】(510頁)A5判 15,000円
 草野貞二編『厚生音楽全集』第1巻(新興音楽出版社、1942年)

・【第二巻】(約450頁)A5判 15,000円
 草野貞二編『厚生音楽全集』第2巻(新興音楽出版社、1942年)

・【第三巻】(約450頁)A5判 15,000円
 草野貞二編『厚生音楽全集』第3巻(新興音楽出版社、1943年)

・【第四巻】(約450頁)A5判 15,000円
 草野貞二編『厚生音楽全集』第4巻(新興音楽出版社、1943年)

・【第五巻】(約500頁)A5判 15,000円
 草野貞二編『厚生音楽全集』第5巻(新興音楽出版社、1944年)

・【第六巻】附録資料編@(312頁)B6判 9,000円
  一、『厚生音楽と体育を語る(厚生音楽体育研究会パンフレツト第2輯)』
    (厚生音楽体育研究会、1940年)
  二、『職場と音楽(厚生音楽体育研究会パンフレット第4輯)』
    (厚生音楽体育研究会、1941年)
  三、『戦時下の生産能率と音楽(厚生音楽体育研究会パンフレット第5輯)』
    (厚生音楽体育研究会、1942年)
  四、『職場と音楽』(厚生音楽研究会、1942年)
  五、清水脩『職場に音楽を採り入れる方法』(厚生音楽研究会、1942年)
  刊行の言葉、解説、推薦文

・【第七巻】附録資料編A(約325頁)B6判 11,000円
  六、石井賢次郎『作業と音楽』(新興音楽出版社、1943年)
  七、清水脩『勤労音楽の手引』(麹町酒井書店、1943年)

・【別巻】(約150頁)A5判 3,000円
 『展開する厚生音楽―戦争・職場・レクリエーション』論文集+総目次・解題


■【開催延期】第104回例会:近代産業都市における文化活動―旧三池炭鉱の音楽活動から―

   報告者:國盛 麻衣佳
   日 時:決定次第、告知いたします。
   会 場:決定次第、告知いたします。
   主 催:洋楽文化史研究会
   連絡先:yougakubunkashi[@]gmail.com
   ※メール送信の際、[@]は、半角アットマークに置き換えてください。

■戸ノ下達也編著『〈戦後〉の音楽文化』(青弓社) 絶賛発売中!!

 敗戦70年を契機にして、これからの音楽を考える素材を手に入れるべく、時代を象徴する事象と音楽の関わり、転換点になった歴史的なイベント、教育現場や市民生活で育ってきた合唱・演奏文化、ポピュラー音楽の展開、劇的に変化してきたメディア環境など、108項目にわたるキーワードと22項目のコラムで構成された「事典」です。
 ぜひお買い求めください。
 『現代ギター』2016年4月号「新刊案内」に書評掲載!
 『ハンナ』2016年5月号「Intermezzo」に書評掲載!
  Web批評誌「メルキュール・デザール」2016年7月15日号「Books」に書評掲載!
  音楽現代』2016年9月号「BOOK REVIEW」に書評掲載!

 (書籍の詳細はこちら

■戸ノ下達也編著『日本の吹奏楽史 1869‐2000』(青弓社) 絶賛発売中!

  サックスやトランペットによる軽快な音色が人々の心を躍らせる吹奏楽。
  明治期に軍楽隊として発展し、大正・昭和期には学校教育や職場など、プロ・アマチュアの垣根を超えて社会に広がっていった歩みをたどり、ポピュラー音楽への影響や現在のコンクールやコンサートの隆盛も紹介する。
  吹奏楽の過去といまを知るための平明な入門書。
  コラムや史料も充実。
    
  詳しくは、出版社ホームページをご覧ください。

■『音楽文化新聞』絶賛発売中!(発行:金沢文圃閣)

  1941年11月、アジア太平洋戦争開戦の直前に設立された日本音楽文化協会の機関誌を70年ぶりに復刻しました(全三巻・別巻)。
  別巻では『「戦う音楽界」―『音楽文化新聞』とその時代』と題して、当会会員が執筆した以下の解題・論考を掲載するとともに、当会会員が作成した総目次・索引を掲載しています。
    
  ・戸ノ下 達也「解題 出版統制と音楽雑誌」
  ・吉原 潤「松竹交響楽団の成立とその展開」
  ・高木 聡希「『音楽文化新聞』における表現の特色とその時代背景」
  ・酒井 健太郎「日本音楽文化協会の対外事業」
  ・上田 誠二「総力戦下の音楽教育」
  ・辻 浩美「吉田隆子著「病床日記」を読む」

  詳しくは、出版社ホームページをご覧ください。

このほか、鼎談とミニコンサート「『音楽文化新聞』に見る戦時期の音楽界」など、年度内に3回の例会を計画しております。詳細決定次第本サイトにてお知らせいたしますのでどうぞお待ちください。
洋楽文化史研究会では、2009年秋より「東京音楽学校」を中心テーマに据えてシンポジウム・シリーズ報告等の活動をおこなっております。現在、研究報告・話題提供等をしてくださる方を募集しています。詳しくはお問い合わせください。

 

□□■ これまでの例会

■第128回例会
学生オーケストラ活動史と音楽批評史における「楽団スルヤ」

  日時:2024年7月20日(土)14:00〜
  会場:早稲田奉仕園セミナーハウス スコットB1
  報告:東舘祐真
   
■第127回例会
1950年代中盤から60年代前半の日本社会における軍歌

  日時:2024年6月8日(土)13:00〜
  会場:早稲田奉仕園セミナーハウス スコットB1
  報告:山本竜希
   
■第126回例会
明治日本のメディアにおける女性音楽家の表象とその背景―明治40年代の幸田延に関する報道を事例

  日時:2024年4月28日(日)14:00〜17:00
  会場:早稲田奉仕園セミナーハウス222号室
  報告:西澤忠志
   
■【当会共催】シンポジウム:アジア・太平洋戦争期の滞日ドイツ人音楽家 その活動と日本音楽界への影響

  日時:2024年3月31日(日)13:00〜18:00
  会場:昭和音楽大学
  報告・解説者:Thomas Pekar、赤塚愛、Ralf Eisinger、高久暁、長木誠司、沼野雄司、西原稔
   
■第125回例会(フィールドワークvol.3)
《若鷲の歌》の舞台で歴史を考える―土浦海軍航空隊&霞ヶ浦海軍航空隊―

  日時:2024年3月9日(土)
  会場:予科練平和記念館、雄翔館・雄翔園、陸上自衛隊武器学校、茨城大学農学部、霞ケ浦海軍航空隊掩体壕
   
■第124回例会
書評会 戸ノ下達也著『戦時下日本の娯楽政策―文化・芸術の動員を問う―』

  日時:2024年2月11日(日)14:00〜17:00
  会場:早稲田奉仕園セミナーハウス101号室
  評者:金子龍司(対面)、中村美帆(オンライン)
   
■第123回例会
鼎談「近現代日本の音楽文化史を紐解くこと―洋楽文化史研究会20年の歩み―」

  日時:2024年1月21日(日)14:00〜17:00
  会場:早稲田奉仕園セミナーハウス101号室
  登壇:長木誠司、小関康幸、戸ノ下達也
   
■第122回例会
子どものための「シンフォニー・コンサート」の創始―戦前・戦後の音楽鑑賞教育と日米文化の交差―

  日時:2023年12月2日(土)14:00〜17:00
  会場:早稲田奉仕園セミナーハウス103号室
  報告:井上登喜子
   
■第121回例会
1900-20年代の東京音楽学校における専門家養成と中等教員養成―学科編制の成立・展開とその経緯に着目して

  日時:2023年11月18日(土)14:00〜17:00
  会場:早稲田奉仕園セミナーハウス102号室
  報告:青柳翔也
   
■第120回例会
植民地朝鮮の西洋音楽界における京城帝国大学教授夫人の音楽活動と相互的関係

  日時:2023年9月30日(土)14:00〜17:00
  会場:早稲田奉仕園セミナーハウス102号室
  報告:金志善
   
■第119回例会
近衞秀麿の過ごした戦時下のドイツ:音楽による日独外交という使命

  日時:2023年7月23日(日)14:00〜17:00
  会場:早稲田奉仕園セミナーハウス222号室
  報告:三枝まり
   
■第118回例会
雑誌『音楽界』にみる第一次世界大戦期の洋楽受容と性別役割

  日時:2023年6月11日(日)13:30〜
  会場:早稲田奉仕園セミナーハウス101号室
  報告:藤井伸泰
   
■第117回例会
矢田稔氏が語る戦中戦後の音楽・芸能史〜戦時童謡からテレビ黎明期まで(第2回)

  日時:2023年1月29日(日)14:15〜16:45
  会場:リファレンス西新宿大京ビル貸会議室 会議室 S206
  報告:矢田稔(ゲスト)/小松田健一(聞き手、東京新聞前橋支局長)
   
■第116回例会
ラウンドテーブル「危機の時代を経た音楽と音楽学校―その歴史と現在」

  日時:2022年12月17日(土)12:00〜15:00
  会場:アットビジネスセンターサテライト新宿南口駅前802号室
  報告:上田誠二(司会)/沼野雄司/塚原康子/橋本久美子
   
■第115回例会
「私/たち」の日本近現代音楽史への向き合い方

  日時:2022年11月6日(日)14:00〜
  会場:早稲田奉仕園セミナーハウス101号室
  案内:山本竜希(兼モデレーター)/戸ノ下達也/金子龍司
   
■第114回例会
「矢田稔氏が語る戦中戦後の音楽・芸能史〜戦時童謡からテレビ黎明期まで」

  日時:2022年10月1日(土)17:15〜19:00
  会場:アットビジネスセンターサテライト新宿南口駅前802号室
  案内:矢田稔(聞き手 小松田健一(東京新聞前橋支局長))
  記事:東京新聞Web
   
■第113回例会(フィールドワーク、会員のみ)
「空襲の事実 ―八王子空襲から考える戦時期の社会―」

  日時:2022年8月5日(金)10:00〜15:30頃
  会場:八王子市内(湯の花トンネル慰霊祭〜八王子駅周辺の戦跡)
  報告:戸ノ下達也
   
■第112回例会
「アジア・太平洋戦争期の陸軍軍楽隊―銃後と前線の宣撫工作―」

  日時:2022年7月9日(土)14:00〜17:00
  会場:対面及びZoomによる事前登録制でのオンライン開催
  報告:三瓶拓実(横浜国立大学大学院)
   
■第111回例会
「歌謡映画にみる戦争と帝国主義の記憶:松竹映画『シンガポールの夜は更けて』とアジア主義」

  日時:2022年6月11日(土)13:30〜(第1回総会16:30〜17:00)
  会場:対面及びZoomによる事前登録制でのオンライン開催
  報告:松岡昌和
   
■第110回例会
「戦中・戦後音楽史研究の一視角としての軍隊―軍歌と(元)兵士を題材に」

  日時:2022年3月12日(土)14:00〜17:00
  会場:Zoomによる事前登録制でのオンライン開催
  報告:山本竜希(一橋大学大学院社会学研究科総合社会科学専攻博士後期課程)
   
■第109回例会
『厚生音楽資料全集』発刊記念シンポジウム

  日時:2022年1月23日(日)14:00〜17:00
  会場:Zoomによる事前登録制でのオンライン開催
  概要:第1部:別巻執筆者による論文要旨の報告
     第2部:執筆者によるフリーディスカッション
  報告:戸ノ下達也「戦時期日本の厚生音楽の展開」
     寺田卓矢、青木学「厚生音楽運動における器楽指導の展開
              ―マンドリン、ハーモニカの観点から」
     三枝まり「健全娯楽としての器楽演奏と鑑賞」
     河西秀哉「厚生音楽運動のなかの音楽理論―湯淺永年の思想を中心に」
     上田誠二「戦争末期・飛行機をつくる女学生の生活と音楽」
     金志善「植民地朝鮮における総力戦体制と厚生音楽の展開
         ―国民皆唱運動・宮城厚生室内楽団の活動を事例に」
     長木誠司「歓喜力行団KdFの活動について」

   
■第108回例会
「「文化転移理論」から考察する日本における洋楽受容史」

  日時:2021年11月6日(土)16:00〜
  会場:Zoomによる事前登録制でのオンライン開催
  報告:ボッホマン 未奈理
   
■第107回例会
『昭和戦時期の娯楽と検閲』書評会

  日時:2021年7月25日(日) 13:30〜17:00
  会場:Zoomによる事前登録制でのオンライン開催
  評者:戸ノ下 達也、河西 秀哉、青木 学、上田 誠二
   
■第106回例会
「植民地朝鮮の西洋音楽と在朝鮮日本人」

  日時:2021年4月24日(土)14:00〜17:00
  会場:Zoomによる事前登録制でのオンライン開催
  報告:金 志善
   
■第105回例会
『近代日本のジャズセンセーション』書評会

  日時:2021年3月14日(日)14:00〜17:00
  会場:Zoomによる事前登録制でのオンライン開催
  評者:金子 龍司
  書籍:青木学『近代日本のジャズセンセーション』青弓社、2020年
   
■第104回例会
小シンポジウム「コロナ時代を考える〜歴史研究と音楽〜」

  日時:2020年12月20日(日)14:00〜17:00
  会場:Zoomによる事前登録制でのオンライン開催
  基調講演:古川 隆久
  題目:「〈いま〉あらためて歴史家が語る歴史研究の意義と音楽」
  コメント:戸ノ下 達也、河西 秀哉
   
■第103回例会
戦災変電所の軌跡 立川空襲から考える戦時期の社会フィールドワークvol.1

  日時:2020年2月9日(日)13:30〜
  会場:池袋ホール中会議室
  講師:楢崎 茂彌(多摩地域の戦時下史料研究会、立川市史編纂委員)
   
■第102回例会
ラウンドテーブル「戦前・戦中の音楽文化は戦後にどう受け継がれたか―第100回記念例会「日本近現代史に息づく音楽文化」を受けて―

  日時:2019年12月15日(日)14:00〜
  会場:池袋ホール中会議室
  問題提起:上田 誠二
  題目:戦中・戦後の音楽文化〈感性〉史の断章―《海ゆかば》から《われらの日本》へ、《愛国の花》から《君の名は》へ―
   
■第101回例会
「1930年代における堀内敬三の音楽論の変遷―流行歌・ジャズを中心に―」

  日時:2019年10月6日(日)14:00〜
  会場:早稲田奉仕園セミナーハウス102号室
  報告者:青木 学
   
■第100回記念例会ラウンドテーブル
「日本の近現代史に息づく音楽文化」

  日時:2019年9月1日(日)14:10開場、14:30開始
  登壇者:片山 杜秀、五郎部 俊朗、戸ノ下 達也、吉田 裕
  題目:日本の近現代史に息づく音楽文化
  会場:早稲田奉仕園スコットホール
  演奏曲目1:暁に祈る/蘇州夜曲/青い山脈/長崎の鐘/あざみの歌
  演奏曲目2:愛國行進曲/燃ゆる大空/軍歌集/メドレー(海の進軍、婦人愛国の歌、戦い抜こう大東亜戦)
  出演者:五郎部 俊朗(テノール)、相川 陽子(ピアノ・演奏曲目1)、鈴木 絢子(ピアノ・演奏曲目2)

■第99回例会:「再考・日本の近現代史と音楽文化」

  日時:2019年6月29日(土)13:00〜
  会場:池袋ホール(加瀬倉庫の貸し会議室)
  報告者:戸ノ下 達也

■第98回例会:戦前日本の学校文化と吹奏樂

  日時:2019年3月10日(日)14:00〜
  会場:池袋ホール(加瀬倉庫の貸し会議室)
  報告者:都賀 城太郎

■第97回例会:シンポジウム「「明治150年」と音楽文化ー精神の変容と西洋音楽」
  日時:2018年11月24日(土)13:00〜
  会場:東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム2
  報告者:石居 人也(一橋大学教授/歴史学研究会ほか)、ヘルマン・ゴチェフスキ(東京大学教授/洋楽文化史研究会ほか)

■第96回例会:小シンポジウム「冷戦下日本の音楽文化ー米ソ対立下の音楽の編制」

  日時:2018年10月14日(日)14:00〜
  会場:早稲田奉仕園You-I ホール
  報告者:上田 誠二、高岡 裕之、吉原 潤、小宮 多美江
  題目:上田 誠二「冷戦と大衆音楽」
     高岡 裕之「冷戦下の文化運動」
     吉原 潤「1940〜50年代における米ソの音楽文化外交」
     小宮 多美江「1960年代の日本音楽舞踊会議」

■第95回例会:火事場の西洋音楽 -群馬県の消防ラッパ手はどんなメロディを吹いたのか?-

  日時:2018年9月8日(土)14:00〜
  会場:早稲田奉仕園You-I ホール
  報告者:奥中 康人

■第94回例会:芸術としての西洋音楽観の登場 -明治20年代の第一高等学校、上田敏による演奏批評を事例として-

  日時:2018年6月9日(土)13:00〜(終了後、本会第1回総会を開催)
  会場:早稲田大学奉仕園アイビーハウス2F
  報告者:西澤 忠志

■第93回例会:朴祥美『帝国と戦後の文化政策 ―舞台の上の日本像―』(岩波書店、2017年)書評会

  日時:2018年2月17日(土)14:00〜
  会場:早稲田奉仕園アイビーハウス2F
  報告者:戸ノ下 達也、酒井 健太郎、上田 誠二

■第92回例会:「詩と音楽の間の近代日本―『AIYANの歌』を解釈して」

  日時:2018年1月20日(土)14:00〜
  会場:池袋ホール(加瀬倉庫の貸し会議室、JR大塚駅から徒歩5分)
  報告者:ヲツン・フランシス

■第91回例会:「井上武士の音楽教育に関する思想と活動 音楽教育界の戦争体験とその戦後的展開に注目して」

  日時:2017年12月9日(土)14:00〜
  会場:早稲田奉仕園スコットホール 222号室
  報告者:青柳 翔也

■第90回例会:「『ウタノヱホン 大東亜共栄唱歌集』(1943年)の編纂・刊行と「南方」への展開」

  日時:2017年6月18日(日)13:00〜(例会後に、今年度第1回総会(16:15〜17:00)を開催)
  会場:池袋ホール中会議室
  評者:酒井健太郎、松岡昌和、丸山彩(非会員・立命館大学)、織田康孝(非会員・立命館大学大学院)

■第89回例会:書評会 河西秀哉『うたごえの戦後史』

  日時:2017年1月29日(日)14:00
  会場:早稲田奉仕園 アイビーハウス2F
  評者:戸ノ下達也、李俊熙 Jun Hee Lee(シカゴ大学大学院 歴史学 博士課程)

■第88回例会:「木下保の作曲作品と「やまとことば」の歌唱指導-太平洋戦争前から戦後の時代状況とともに-」

  日時:12月10日(土)14:00〜
  会場:木下記念スタジオ
  報告者:仲辻 真帆

■第87回例会:「これからの山田耕筰研究史序説」

  日時:11月6日(日)14:00〜
  会場:早稲田奉仕園 スコットホールB1F音楽練習室
  報告者:栫 大也(福岡大学大学院)

■第86回例会:「クラウス・プリングスハイムが戦後日本で果たした役割」

  日時:9月11日(日)13:30〜
  会場:早稲田奉仕園 アイビーハウス2F
  報告者:酒井健太郎、牧野一男氏(ゲスト)、丸山嘉夫氏(ゲスト)

■第85回例会:「戦後史の中の日本音楽舞踊会議」

  日時:7月24日(土)14:30〜
  会場:早稲田奉仕園 アイビーハウス2F
  内容:洋楽文化史研究会の有志で整理してきた小宮多美江氏所蔵資料について、高岡裕之・上田誠二・吉原潤が資料の歴史的意義を報告し、併せて小宮多美江氏より1950〜70年代の音楽状況に関してお話しをうかがいました。

■第84回例会:「〈戦後〉の音楽文化を考える」

  日時:6月18日(土)13:30〜
  会場:早稲田奉仕園 アイビーハウス2F
  内容:『〈戦後〉の音楽文化』を題材に、編者の戸ノ下達也、「時代の扉」執筆者の上田誠二・河西秀哉・酒井健太郎・吉原潤が登壇し、フロアーを交え自由に議論しました。

■総会・第83回例会:辻浩美「日本の洋楽教育と女性」

  日時:5月21日(土)14:30〜(総会は14:00〜)
  会場:池袋ホール中会議室(都電荒川線「向原」駅より徒歩2分・JR「大塚」駅より徒歩5分)
  参考論文:辻浩美「日本の学校教育を支えた洋楽と女性」(『クラシック音楽と女性たち』(青弓社、2015年)所収)

■第82回例会:信時潔と東京音楽学校―信時潔文庫整理の過程で見えてきたもの

  日時:2015年7月18日(土)14:00開始
  会場:早稲田奉仕園セミナーハウス100号室
  報告者:大角欣矢、信時裕子、石田桜子

■第81回例会
『戦後の音楽』刊行プレ企画報告会

  日時:2015年6月27日(土)12:00開始(予定)
  会場:早稲田奉仕園セミナーハウス100号室
  報告内容
  ・予備報告1:上田誠二「戦後史概観」
  ・予備報告2:吉原 潤「戦後音楽史の出発」
  ・基調報告1:戸ノ下達也「敗戦から高度経済成長期の音楽」
  ・基調報告2:小宮多美江「私の音楽運動」

■第80回例会

  書評会:長崎励朗『「つながり」の戦後文化誌―労音、そして宝塚、万博』(河出書房新社、2013年12月)
  日時:2014年9月20日(土)14:30開始
  会場:早稲田奉仕園スコットホール(BF)音楽練習室
  評者:高岡裕之、上田誠二(※著者参加)


■第79回例会
「戦後音楽史の証言者 〜日本音楽舞踊会議を牽引した小宮多美江氏に聴く〜」

  日時:2014年6月28日(土)14:00開始
  会場:早稲田奉仕園セミナーハウス1F 100号室
  ・予備報告1:上田誠二「占領・復興・高度成長期の政治と文化」
  ・予備報告2:吉原潤「日本音楽舞踊会議の組織的特徴」
  ・基調講演:小宮多美江「私の戦後史」
  ・コメント:戸ノ下達也、高岡裕之


■第78回例会(シリーズ「東京音楽学校」第5回)
「音楽は教育や社会といかなる関係を結んできたか〜1930〜40年代の東京音楽学校を事例に考える〜」

  日時:2014年1月25日(土)14:00〜
  会場:早稲田奉仕園セミナーハウス1F 101号室
  報告1:上田誠二「社会的な役割の考察 音楽で社会を変えようとした校長・乘杉嘉壽の時代」
  報告2:酒井健太郎「1936年邦楽科設置とその後の邦楽界」
  報告3:橋本久美子「乘杉嘉壽校長時代の東京音楽学校にみる社会教育論的学校運営」


■第77回例会

  日時:2013年12月14日(土) 14:00〜
  会場:早稲田奉仕園セミナーハウス102号室
  報告:金志善「植民地朝鮮における戦時総力戦体制の展開に伴う音楽の一元化と日本人の活動」


■第76回例会「近代東アジアにおける洋楽受容史〜日韓関係を中心に」

  日時:2013年7月13日(土) 13:00〜18:00
  会場:東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーション・ルーム1
  報告1:ヘルマン・ゴチェフスキ「フランツ・エッケルトと独日韓の音楽文化交流 去年の資料発見から2016年の歿後100年記念へ」(13:00〜14:30)
  報告2:閔庚燦「韓国における反日歌謡曲と親日歌謡曲に関して」(休憩を挟み、〜18:00)


■総会・第75回例会「吹奏楽の歩みを再考する〜『吹奏楽の近現代史』(仮)論文報告会2」

  日時:2013年6月2日(日) 14:00〜17:00(総会は13:00〜13:45)
  会場:早稲田奉仕園スコットホール222号室
  報告:三枝まり「多様化する吹奏楽―三越少年音楽隊の活動と新たな音楽文化の形成」、上田誠二「「社会政策」としての吹奏楽 〜1930年代の青年像とイベントを中心に〜」


■第74回例会「吹奏楽の歩みを再考する〜『吹奏楽の近現代史』(仮)論文報告会1」

  日時:2013年5月18日(土) 14:00〜17:00
  会場:早稲田奉仕園スコットホール222号室
  報告:寺田卓矢「「職場の吹奏楽」の戦前・戦中・戦後」、都賀城太郎「スクールバンドと吹奏楽の普及」


■第73回例会「アジア・太平洋戦争期の音楽観〜邦楽を中心に」

  日時:2013年3月20日(水・祝) 14:30開始
  会場:早稲田奉仕園セミナーハウス 中会議室102
  報告者:酒井健太郎、袴田麻祐子


■第72回例会(演奏会プレ企画)「生誕125年 信時潔とその時代」

  日時:2012年11月4日(日)14:30開始
  会場:木下記念スタジオ
     (東京都渋谷区大山町43-13/東京メトロ千代田線・小田急小田原線代々木上原駅徒歩4分)
  報告者:増山歌子、河西秀哉、上田誠二
  コーディネーター:戸ノ下達也


■第71回例会 シリーズ例会「東京音楽学校シリーズ」第5回研究報告
  日時:2012年7月14日(土)14:30開始
  会場:東京大学駒場キャンパス 18号館4階コラボレーション・ルーム3
  報告: 鈴木治「島崎赤太郎について−東京音楽学校と文部省唱歌をめぐって−」

■第70回例会・2012年度総会

  日時:2012年6月16日(土) 14:00開始
  会場:東京大学駒場キャンパス 18号館4階コラボレーション・ルーム1
  報告者:高岡裕之・上田誠二・吉原潤
  題目:「小宮多美江氏所蔵音楽舞踊会議関連資料について」

■第69回例会

  日時:2012年2月11日(土) 14:30〜
  会場:早稲田奉仕園セミナーハウス1階 中会議室102
  報告:吉原潤「アジア・太平洋戦争下の松竹による音楽事業―松竹交響楽団の成立とその展開を中心に」

■第68回例会 鼎談&ミニコンサート「『音楽文化新聞』の時代」

  日時:2011年12月3日(土) 14:00開場、14:30開演
  会場:亀戸文化センター大研修室
  曲目:和田肇編曲《軍歌集》、江口夜詩作曲・高木東六編曲《月月火水木金金》
     山田和男作曲《ソナチネ》ほか(予定)
  出演:片山杜秀・戸ノ下達也(鼎談)、藤岡由記(ピアノ独奏)
  鼎談ゲスト:有馬学

■第67回例会

  日時:2011年9月24日(土) 14:30〜
  会場:東京大学駒場キャンパス18号館4階 コラボレーションルーム3
  報告:井上登喜子「西洋音楽受容の実証研究:戦前・戦後日本のオーケストラ・レパートリー形成」(仮)

■第66回例会・2011年度総会

  日時:2011年6月25日(土) 13:30〜
  会場:東京大学駒場キャンパス18号館1階 メディアラボ2
  報告:上野正章氏「大正期の日本における通信教育による西洋音楽の普及について」
  ※例会終了後に2011年度総会を行いました。

■第65回例会

  日時:2011年2月19日(土) 14:30〜
  会場:早稲田奉仕園セミナーハウス セミナーハウス102
  書評会:上田誠二『音楽はいかに現代社会をデザインしたか―教育と音楽の大衆社会史』(新曜社)
  評者:赤澤史朗

■第64回例会

  日時:2011年1月23日(日) 13:30〜
  会場:江東区亀戸文化センター(カメリアホール)6階 第3会議室
  報告:金子龍司「昭和13年の洋楽排撃論? 戦時下洋楽の存在理由」
  司会:上田誠二

■第63回例会

  日時:2010年12月11日(土) 13:30〜
  会場:早稲田奉仕園セミナーハウス スコットホール222号室
  書評会:戸ノ下達也『「国民歌」を唱和した時代 昭和の大衆歌謡』(吉川弘文館)
  評者:吉田裕、片山杜秀
  司会:上田誠二

■第62回例会(シリーズ例会「東京音楽学校」第4回研究報告)

  日時:2010年7月31日(土)13:30〜 
  会場:アットビジネスセンター池袋駅前本館802号室
  報告:小宮多美江「東京音楽学校がもたらしたのは「二十世紀は演奏の時代」?」(→報告要旨)

■第61回例会

  日時:2010年6月26日(土) 14:00〜   会場:日本大学文理学部・研究棟(2号館)9階・史学学科会議室
  報告:葛西周「「国民の物語」を運んだ音楽」(→報告要旨)
    ※例会終了後に平成22年度総会を開催いたしました。
洋楽文化史研究会では、2009年秋より「東京音楽学校」を中心テーマに据えてシンポジウム・シリーズ報告等の活動をおこなっております。現在、研究報告・話題提供等をしてくださる方を募集しています。詳しくはお問い合わせください。

 

1999-2000年度(第1〜7回)
2001年度(第8〜13回)
2002年度(第14〜18回)
2003年度(第19〜24回)
2004年度(第25〜31回)
2005年度(第32〜37回)
2006年度(第38〜42回)
2007年度(第43〜46回+『再現演奏会1941-1945 〜日本音楽文化協会の時代〜』ごあいさつ
2008年度(第47〜51回)
2009年度(第52〜60回)

 

■■□ 会員の最近の活動から(→アーカイヴ

【単行本】戸ノ下達也『戦時下日本の娯楽政策 文化・芸術の動員を問う』(青弓社、2023年)
【分担執筆】大串潤児編『国策紙芝居 地域への視点・植民地の経験』(御茶の水書房、2022年)
【会員寄稿】『歴史地理教育 7月増刊号 音楽のきこえる社会科の授業』(一般社団法人歴史教育者協議会、2021年)
【論文】鈴木一史「翼賛文化運動の戦中と戦後」(『埼玉県立歴史と民俗の博物館 紀要』15、2021年
【単行本】金子龍司『昭和戦時期の娯楽と検閲』(吉川弘文館、2021年)
【単行本】青木学『近代日本のジャズセンセーション』(青弓社、2020年)
【単行本】古川隆久『建国神話の社会史』(中央公論新社、2020年)
【単行本】上田誠二『「混血児」の戦後史』(青弓社、2018年)
【論文】鈴木一史「戦争を描けなかった紙芝居」(『国策紙芝居からみる日本の戦争』勉誠出版、2018年
【単行本】河西秀哉『うたごえの戦後史』(人文書院、2016年)
【単行本】古川隆久 『昭和史』(筑摩書房、2016年)
【論文】辻浩美「日本の学校教育を支えた洋楽と女性」(『クラシック音楽と女性たち』青弓社、2015年11月
【単行本】古川隆久ほか編 『「昭和天皇実録」講義』(吉川弘文館、2015年)
【分担執筆】吉田裕・森武麿・伊香俊哉・高岡裕之編『アジア・太平洋戦争辞典』(吉川弘文館、2015年)
【単行本】河西秀哉 『皇居の近現代史 開かれた皇室像の誕生』(吉川弘文館、2015年)
【単行本】古川隆久『近衛文麿』(吉川弘文館、2015年)
【論文】金子龍司「太平洋戦争期の流行歌・「ジャズ」の取締り‐音楽統制の限界-」(『年報日本現代史』20号、現代史料出版、2015年5月)
【資料提供】(時代考証)鈴木一史『テレビ東京開局50周年特別企画 ドラマスペシャル 永遠の0』(テレビ東京、2015年2月)
【論文】金子龍司「日中戦争期の「洋楽排撃論」に対する日本放送協会・内務省の動向」(『日本史研究』628号、日本史研究会、2014年12月)
【論文】金子龍司「「民意」による検閲 : 『あゝそれなのに』から見る流行歌統制の実態」(『日本歴史』794号、吉川弘文館、2014年7月)
【共著】藤田由之編 『音楽家 近衞秀麿の遺産』(音楽之友社、2014年)
【論文】鈴木一史「書評 映画から、何をどう読み取るか:御園生涼子著『映画と国民国家:1930年代松竹メロドラマ映画』を読む 」(『民衆史研究』87号、民衆史研究会、2014年5月)
【論文】鈴木一史「戦争の記憶継承と博物館 ―明治大学平和教育登戸研究所資料館をめぐる研究動向から―」(『人民の歴史学』195号、東京歴史科学研究会、2013年3月)
【論文】戸ノ下達也「春日野八千代と宝塚歌劇」(『追悼 春日野八千代 永遠の白バラのプリンスに捧ぐ』青弓社、2012年)
【論文】高岡裕之「人口の動きと社会構想」(『シリーズ 戦後日本社会の歴史1 変わる社会,変わる人びと 』岩波書店、2012年)
【監修】鈴木一史『学研まんが NEW日本の歴史12 新しい日本と国際化する社会』(学研教育出版、2012年)
【単行本】古川隆久『敗者の日本史20 ポツダム宣言と軍国日本』(吉川弘文館、2012年)
【単行本】辻浩美『作曲家・吉田隆子 書いて、恋して、闊歩して 』(教育史料出版会、2011年)
【論文】上田誠二「戦後道徳教育の地域社会史 1950-60年代の神奈川県中郡大磯町を事例として」(『近代日本の都市と農村』青弓社、2012年)
【復刻・論文集】戸ノ下達也編・解題『音楽文化新聞』(全三巻・別巻)(金沢文圃閣、2011年)
【論文】戸ノ下達也「音楽のアジア・太平洋戦争」(『年報日本現代史第16号 検証 アジア・太平洋戦争』現代史料出版、2011年)
【論文集】梶野絵奈・長木誠司・ヘルマン・ゴチェフスキ編著『貴志康一と音楽の近代―ベルリン・フィルを指揮した日本人』(青弓社、2011年)
【論文集】戸ノ下達也・横山琢哉編著『日本の合唱史』(青弓社、2011年)
【単行本】古川隆久『昭和天皇 「理性の君主」の孤独』(中央公論新社、2011年)
【論文】酒井健太郎「「邦楽」と「洋楽」−1940年代前半の日本の音楽専門紙における「国民音楽」論−」(昭和音楽大学『研究紀要』第30号、2010年)
【論文】酒井健太郎「柳澤健の1940年代タイにおける事績 〜柳澤健研究2〜」(昭和音楽大学『音楽芸術運営研究』No.4、2010年)
【論文】吉原潤「日本における初期マーラー受容についての一考察 −近衛秀麿のマーラー観をめぐって−」(昭和音楽大学『研究紀要』第30号、2010年)
【単行本】高岡裕之『総力戦体制と「福祉国家」 戦時期日本の「社会改革」構想』(岩波書店、2011年)
【論文】高岡裕之「高度成長と文化運動 ―労音運動の発展と衰退―」(『高度成長の時代3 成長と冷戦への問い』大月書店、2011年)
【論文】上野正章「大正期の日本における通信教育による西洋音楽の普及について ―大日本家庭音楽会の活動を中心に―」(『音楽学』第56巻2号)
【新聞連載】上田誠二「白秋の描いた社会デザイン」(全7回)、『西日本新聞』2010年9月1〜10日。
【小論】戸ノ下達也「「うた」に寄せる想い」、『本郷』第89号、2010年9月
【小論】戸ノ下達也「記憶の通奏低音」、『春秋』No.521、2010年8・9月号
【小論】戸ノ下達也「「戦争の時代」から戦後の音楽文化」、『礼拝と音楽』第146号、2010年7月。
【単行本】戸ノ下達也『「国民歌」を唱和した時代 昭和の大衆歌謡』、吉川弘文館・歴史文化ライブラリー、2010年7月。
【単行本】上田誠二『音楽はいかに現代社会をデザインしたか 教育と音楽の大衆社会史』、新曜社、2010年6月。
【小論】津金沢聰廣「宝塚歌劇スタッフ列伝1 安藤弘(1883〜1967年)と高木和夫(1887〜1964年)」、『池田文庫館報』第36号、2010年6月。
【論文】戸ノ下達也「規律・慰安・メディアとしての「音楽」」、『メディア史研究』第26号、2009年10月。
【CD評】小宮多美江「「演奏家の仕事とは?――楽譜に命を吹き込む」、『しんぶん赤旗』既載、音楽の世界社ホームページ、2009年10月。
【論文】古川隆久「昭和天皇の戦争責任問題について」、日本大学史学会『史叢』、第79号、18〜28頁、2008年9月。
【論文】古川隆久「京極高鋭の著作目録と解説」、日本大学文理学部人文科学研究所『研究紀要』、第77号、1〜12頁、2009年3月。
【論文】葛西周「博覧会の舞踏にみる近代日本の植民地主義--琉球・台湾に焦点をあてて」、『東洋音楽研究』、第73号、21〜41頁。
【論文】酒井健太郎「日本少国民文化協会(1941〜45年)の事業について」、昭和音楽大学音楽芸術運営研究所『音楽芸術運営研究』、第2号、3〜17頁、2009年3月。
【論文】酒井健太郎「〈大東亜共栄圏の音楽〉の構想――『音楽公論』(昭和16年11月〜昭和18年10月)にみる」、昭和音楽大学『昭和音楽大学研究紀要』、第28号、42〜53頁、2009年3月。
【論文】袴田麻祐子「「西洋物」と「日本物」――宝塚にみる異文化の発見と受容の歴史」、青弓社編集部(編)『宝塚という装置』、2009年03月。
【論文】戸ノ下達也「宝塚歌劇の「音楽」」、青弓社編集部(編)『宝塚という装置』、2009年03月。
【論文集】戸ノ下達也・長木誠司(編著)『総力戦と音楽文化──音と声の戦争』、青弓社、2008年10月。

論文集『総力戦と音楽文化──音と声の戦争』のご紹介

■本書は、シンポジウム「戦争・メディア・音楽 〜二つの大戦と日本の音楽文化〜」(2006年9月、共同主催:洋楽文化史研究会・日本音楽学会関東支部)での議論をもとに、洋楽文化史研究会のメンバーが執筆した論文を集めた論文集です。

■内容と執筆者は以下の通りです。
 序 章 「戦争・メディア・音楽」のまなざし/戸ノ下達也
 第1部 音楽の総力戦
  十五年戦争期の「国民音楽」/高岡裕之
  流行歌と映画/古川隆久
  南方占領地域での日本による音楽普及工作/長木誠司
 第2部 音楽の諸相
  日本人作曲家の「日本的」作曲──一九三〇年代の創作理念/熊沢彩子
  国際文化振興会の対外文化事業──芸能・音楽を用いた事業に注目して/酒井健太郎
  戦争と音感の社会史──国民学校と盲教育界を事例として/上田誠二
  ラジオ時代の洋楽文化──洋楽番組の形成過程と制作者の思想を中心に/武田康孝

■これまでに以下のメディアにとりあげていただきました。
 『日本経済新聞』2008年11月2日(読書欄)
 『しんぶん赤旗』2008年12月28日(小村公次氏による書評)
 『レコード芸術』2008年12月号(読書欄)
 『音楽現代』2009年1月号(新刊書評欄)
 『季論21』2009年春号(小宮多美江氏による書評)
 『表象文化論学会ニューズレター〈REPRE〉』第8号(山上揚平氏による紹介
 『図書新聞』2009年7月25日(野上元氏による書評)

青弓社版元ドットコムbk1amazonのページもご参照ください。

 

□■■ 関連イベント(→アーカイヴ

【コンサート】うたのいとなみ 平和のいとなみ/2011年10月7日(金)19:00開演/客演指揮:栗山文昭、合唱:三多摩青年合唱団・栗友会合唱団/杉並公会堂(JR・東京メトロ荻窪駅)/2,800円(大人。当日券は200円増)/主催・問い合わせ:042-573-0437(留守電、FAX対応。連絡先がわかりましたら折り返し連絡とのこと)
【講演会】信時潔の生きた時代 音楽家からみた戦前・戦後/2011年1月29日(土)14時開始/講師:戸ノ下達也/1,000円/会場:国分寺市本多公民館視聴覚室
【コンサート】激動の時代を生きた女性作曲家・吉田隆子:生誕100年記念コンサート/2010年12月5日(日)14:30開演/演奏:波多野睦美、寺嶋陸也、長尾春香ほか/求道会館(東大前)/3,000円(全席自由)/主催・問い合わせ:女性と音楽研究フォーラム
【コンサート】山梨大学合唱団第67回定期演奏会/2010年12月5日(日)14:30開演/東京エレクトロン韮崎文化ホール大ホール/一般1000円 高校生以下500円
【コンサート】被爆65年 ひろしま忌 栗友会合唱団コンサート「ヒロシマから平和を祈る」/2010年8月6日(金)16:30〜17:30/指揮・栗山文昭、伴奏・須永真美/原爆の図・丸木美術館/入館無料/問い合わせ:0493-22-3266(丸木美術館)
【研究発表会】早稲田大学演劇博物館グローバルCOEプログラム西洋演劇研究コースポストコロニアル研究プロジェクト/2010年7月14日(水)18:00-19:30/早稲田大学国際会議場共同研究室7/葛西周「歌われた「美談」――日本の植民地をめぐるイメージ戦略」
【展示】没後30年特別展「大田黒元雄の足跡 西洋音楽への水先案内人」/杉並区立郷土博物館 特別展示室/2009年10月17日(土)〜2010年1月11日(祝)/観覧料:100円 中学生以下無料/問い合わせ:03-3317-0841(郷土博物館)
【展示】海道東征:信時潔自筆譜展 ― 信時潔文庫設置記念 ―/東京藝術大学附属図書館 2階目録室/2009年11月2日(月)〜2009年11月28日(土)/内容:第1期(11月2日〜11月14日)「海道東征」、「沙羅」、「木の葉集」:第2期(11月16日〜11月28日)「海ゆかば」、「東北民謡集」、「われらの日本」、「日本のあさあけ」/観覧無料/問い合わせ:050-5525-2420(附属図書館総務係)、050-5525-2429(情報サービス係)
【学会】日本音楽学会第60回全国大会/2009年10月24日(土)〜25日(日)/大阪大学豊中キャンパス 文系総合研究棟など/当日参加費:正会員4,500円、非会員4,500円、学生(学部・修士)2,500円/山口篤子「合唱競演会の功罪―近代日本の合唱受容における意義」、山上揚平「フランス近代音楽学成立期の音楽美学と実証科学〜『Revue philosophique de la France et de l'etranger(哲学評論)』掲載音楽記事を中心に」、中村真由子「宮内省式部職雇いの外国人音楽教師―オーストリア人ヅブラウチッチを中心に」、袴田麻祐子「浅草オペラを切り分ける 大正末〜昭和初期の異文化受容をめぐる諸相」、西村理「1920年代ヴィーンにおけるマーラーの交響曲受容」、山本美紀「絆を新たに結ぶ歌―18世紀メソディスト運動における讃美歌と公共心―」、シンポジウム「音楽学と学位」(沼野雄司、ヘルマン・ゴチェフスキほか)、シンポジウム「「ピアニスト」の誕生―大正期のピアノ事情―」(塩津洋子、辻浩美ほか)、シンポジウム「アナリーゼ再考 Why analysis?」(沼野雄司ほか)
【コンサート&シンポジウム】日本音楽学会関東支部特別例会貴志康一生誕100周年記念シンポジウム「ベルリンの日本人――1930年代、貴志康一とその周辺」
■2009年11月6日(金)18:00〜21:00/生誕100周年コンサート/東京大学教養学部駒場キャンパス 駒場コミュニケーション・プラザ 北館2階 音楽実習室
■2009年11月7日(土)10:00〜18:00/シンポジウム/東京大学教養学部駒場キャンパス 18号館ホール/学生発表:山上揚平ほか・パネリスト:片山杜秀ほか・司会:長木誠司
【シンポジウム】20世紀メディア研究所研究会「占領期・大衆文化はどう変わったか――『占領期雑誌資料大系 大衆文化編』全五巻刊行記念シンポジウム――」/2009年10月17日(土)14:00〜18:00/早稲田大学 1号館 401教室/佐藤卓己「大衆文化における断絶性と連続性について」、古川隆久「音楽・映画における問題」ほか/会費無料
【シンポジウム】国際ワークショップ「植民地期台湾の映画フィルム史料に関する研究」/2009年9月26日(土)/日本大学文理学部 本館1階会議室B/言語:日本語・中国語・韓国語(日本語通訳付き)/山内文登「『南進台湾』に聴く「帝国」の語り: 視聴覚資料の上演性分析に向けて」、古川隆久「台史博フィルム中の劇映画に関する若干の考察」ほか/要申込
【学会】歴史学研究会近代史部会平成20年度9月例会(修士論文報告会)/2009年9月26日(土)13:00〜/早稲田大学 早稲田キャンパス26号館(大隈記念タワー)3階301教室(303教室に変更の場合も)/武田祥英「第一次大戦初期の英国における対パレスチナ政策の検討――ユダヤ系閣僚ハーバート・サミュエルのオスマン帝国領土分割構想の分析から」、松岡昌和「日本軍政下シンガポールにおける「日本の歌」」
【コンサート】栗友会ななもんめコンサート 混声合唱 /日時:2009年9月23日(水・祝)15:00開演/会場:東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアル/曲目:寺嶋陸也「おもろ・遊び(あすび)〜混声合唱のための〜」、三善晃「混声合唱とピアノのための「その日‐August 6‐」」、ブラームス「二つのモテットop.74より Warum ist das Licht gegeben dem Muhseligen」、シューゼルト「Standchen」、クヴェルノ「Stabat mater dolorosa」、寺嶋陸也(編曲)「ウィーンわが夢の街」、西村朗「無伴奏混声合唱のための「敦盛」」(委嘱初演)/出演:指揮=栗山文昭 客演指揮=カール・ホグセット カウンター・テノール=ラスムス・ホグセット ピアノ=浅井道子 合唱=合唱団響、コーロ・カロス、宇都宮室内合唱団ジンガメル

 

■□■ リンク(五十音順)

【関連学会・研究会】
史学会
東洋音楽学会
日本音楽教育学会
日本史研究会
日本文化政策学会
日本ポピュラー音楽学会
美学会
文化政策史研究会
歴史科学協議会
歴史学研究会

【出版社】
アルテスパブリッシング
音楽の世界社
金沢文圃閣
青弓社
日本音楽学会

 

■■■ お問い合わせ先メールアドレス

yougakubunkashi[@]gmail.com
※メール送信の際、[@]は、半角アットマークに置き換えてください。