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洋楽文化史研究会のご紹介
[洋楽文化史研究会設立趣意]
日本の近代史の中での「音楽」の位置付けについては、これまであまり言及されて来ませんでした。これは他の文化・芸術領域(例えば映画、演劇、美術、文学など)の研究状況と比較しても、その格差は歴然としていると思われます。
近年の日本をめぐる洋楽の歴史研究は、例えば明治期の洋楽受容とその発展についてや、敗戦直後から戦後の音楽界を見通す演奏会の開催などの面で、目覚しい成果がみられます。しかしその反面、1910年代のいわゆる第一次世界大戦、大正デモクラシー期から、十五年戦争を経て戦後復興期に至る時期の研究は、最近ようやくその端緒がつかめつつあるというのが現状ではないでしょうか。
こうした研究状況を受け止め、更なる深化を目指すために、専門領域にとらわれず、この時期の洋楽の歴史について幅広く学際的な議論を行う場として、「洋楽文化史研究会」を立ち上げ、研究の進展を期すこととしたいと考えております。
[研究対象]
1910年代から1940年代(敗戦後)までの日本をめぐる洋楽(ジャンルは問わず、その周辺領域を含む)についての考察。
[会員資格]
上記研究対象に関心のある方で、年会費を納入し役員会の承認を受けた方。
[会費等]
入会無料、年会費2,000円(入会時期に拘わらず一律)、ビジター参加は無料。
[活動の概要]
例会の開催:研究報告、資料紹介、書評等・・・例会は隔月(原則として偶数月)に、主に東京大学・駒場キャンバスで開催。
このほか適宜合宿研究会、他の研究会との交流(合同研究会等)を開催。
なお、例会での報告に関しては例会報告ガイドラインを定めております。
[代表者]
会長:戸ノ下 達也
代表幹事:上田 誠二
顧問:長木 誠司
[会則]
洋楽文化史研究会は会則を定めております。
[お問い合わせ]
yougakubunkashi[@]gmail.com
※メール送信の際、[@]は、半角アットマークに置き換えてください。
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