ピアノ:寺嶋陸也(てらしまりくや)
東京芸術大学音楽学部作曲科卒、同大学院修了。オペラシアターこんにゃく座での演奏や、2003年パリ日本文化会館における作品個展「東洋・西洋の音楽の交流」などは高く評価された。『末摘花』『ガリレイの生涯』などのオペラのほか、室内楽、合唱曲、邦楽器のための作品など作品多数。ピアニストとしての内外の演奏家との共演や、指揮、コンサートの企画など、活動は多方面にわたり、CDへの録音も多い。 |
|
ピアノ:藤岡由記(ふじおか ゆき)
お茶の水女子大学大学院ピアノ演奏講座修了。2003年Sopron Piano Festival(ハンガリー)に出演以来、海外のコンサートのほか愛知万博でのリサイタル、ザルツブルグゾリステンとの共演などの演奏活動を展開する一方、日本人作曲家の作品を研究している。ピアノを大原裕子、遠藤秀一郎、Adam Wibrowskiの各氏に師事。東京国際芸術協会主催全日本クラシックコンクール優秀賞ほか各賞受賞。東海大学芸術学科講師、日本音楽学会、洋楽文化史研究会会員、演奏表現学会理事。 |
|
フルート:荒川洋(あらかわ ひろし)
津田沼高校音楽科、国立音楽大学を経て、パリ国立高等音楽院に入学し、フルート科をプルミエ・プリ(第一位)で卒業。第14回日本管打楽器コンクールにて入賞。チェコ共和国ヤング・プラハ国際音楽祭に招待される。帰国後、小澤征爾に認められ、新日本フィルハーモニー交響楽団フルート副首席奏者として就任。コンサートイマジン所属。地域創造・公共ホール音楽活性化事業登録アーティスト。2006年7月、ヴェネツィア室内合奏団と共演し成功をおさめている。主なCDに、荒川洋「花のうた〜林光フルート作品集」、室内楽アンサンブルグループ「Trio Liberte」、「世界一受けたい授業:モーツァルト:フルートハープのための協奏曲を篠崎和子(ハープ)と収録」ほか。
|
|
指揮:栗山文昭(くりやま ふみあき)
合唱指揮を田中信昭、高階正光に師事。二期会合唱団、東京混声合唱団で研鑚を積み、現在14の合唱団を有する「栗友会」(りつゆうかい)の音楽監督及び指揮者として活躍する傍ら、合唱人集団「音楽樹」の代表幹事として、「Tokyo Cantat」などの企画に携わる。全日本合唱コンクール、ヨーロッパ・グランプリ合唱コンクールにおいて多くの賞を受ける。また、日本の現代作曲家への委嘱活動を積極的に行っており、海外に招待され演奏する機会も多い。2005年にはノルウェーにて、カール・ホグセット氏の混声合唱団Grex Vocalisの客演指揮者として日本の合唱曲を指揮する。2007年10月にはイタリア・ボローニャで開催された第4回マリエレ・ヴェントレ国際合唱指揮者コンクール2007の審査員を務める。第20回中島健蔵音楽賞受賞。現在、東京藝術大学講師。 |
|
合唱:コーロ・カロス
1981年創立。ほぼ40名の混声合唱団。ルネサンスから現代作品まで、さまざまな時代の音楽に取り組み、合唱のあらゆる可能性を追求する演奏活動を行っている。同時代の作曲家への積極的な委嘱活動の他、演劇的表現を伴った合唱劇では、音楽や演劇といったジャンルを超えて高い評価を得ている。ほぼ年に1回の定期演奏会の他、海外や国内各地で演奏、音楽を通じての交流を積極的に行っている。また、栗友会の中核団体として、各種演奏会・オーケストラとの共演も多い。 |